一日一善エンジニア
私事ですが仕事で10月から希望を出させていただき100%エンジニアに戻りました。
この1年ぐらいはプロジェクト・マネージャとエンジニア兼務、もしくはマネージャ業だけに専念していました。
兼務といってもやはりコードを書けることはそう多くなくどうしてもエンジニアの手が足りない時に書く、といったことが多かったです。
(もちろんマネージャとしてかなり多くの経験を積ませてもらいました!そのあたりでも記事にできそうなことが思いつけば別途書きます。)
一日一善を実践する
せっかくエンジニアに戻ったので意識的に実践していることがあります。
それが「一日一善」です。
具体的には1日に30分程度で良いので時間を取ってプロダクトの改善や、周辺環境の整備、プロジェクト全体の効率化を考えた行動を何か一つは取ることです。
実際にこの1ヶ月で着手できたことをいくつか並べてみたいと思います。(順不同。思い出した順)
基本的には1行が1日に着手したものです。
Androidアプリを担当していますのでAndroid関連のものも多いです。
- Android Gradle Pluginのバージョンを上げる
- 社内のアプリ配布環境用のGradleプラグインを書く
- ユニットテストの環境を整備する( app/src/test )
- Jenkinsジョブの整理をする(未使用のものの削除やジョブの分割・統合など)
- 社内チャットにhubotを導入
- compileSdkVersionを上げる
- targetSdkVersionを上げようとして諦めて懸念点をコメントとして残す
- 社内の複数の別アプリをWatchしてノウハウ吸収の準備とする
- 初めてのユニットテストを書く
- 端末テストの整理をする( app/src/androidTest 、現状と乖離のあるものの削除など)
- コードカバレッジ計測の準備( apply plugin: "jacoco" )
- コードカバレッジ計測をJenkinsで行うようにした
- 軽微だけどずっと出続けているクラッシュに対応(3〜4個ぐらい対応?)
- hubotでPull Request一覧を見られるようにする
- Jenkinsのビルド実行結果をGithub Enterpriseに表示する
自分的には「良いはず」と思ってやっているものなので実際に効果はそこまで出ていないものもいくつかはあります。
例えばhubotです。
最初の数日はping-pongして遊んでいたりしましたが実際に仕事のお手伝いまでできてはいない状況です。
(つい数日前にPull Requestを見られるようにしたので使われるか・効率化するかどうかを様子見中です。)
とはいえ個数としてはざっと20個近くでしょうか。
営業日とほぼ同じ個数ですので今のところはうまく一日一善できてるかなーといった状態です。
そもそも課題も多かった
見ていただくとわかるとは思いますが、各種バージョンの対応やテスト周りなど結構基本的なものも多いです。
続けられた理由の一つとして改善すべき箇所が多かったというのもかなりありますねw
最初1ヶ月はうまくいったのでこの先にどうしていけるかが重要そうです。
毎日何かを変えるということ
この記事を書いていて有名な自己啓発本「仕事は楽しいかね」のことを思い出しました。
ストーリー仕立てでかなり読みやすいのでぜひ一度読んでみてください。
- 作者: デイル・ドーテン
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2015/01/20
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この本の中で成長のために「明日は今日と違う自分になる」ということが語られています。
エンジニアとして決まった仕様を実装するだけでなく、能動的に動いて昨日より少しでも良い(と思う)状況にしていくことはこの思考とわりと近いのかなーなんて思います。
まとめ
一日一善することで気分は良いし成長にもつながるはず
1ヶ月続けてきて今のところはこんな感じの感想です。
hubotなど現段階では改善につながっているとは確信できていないものもありますが、着実に毎日いろいろなことに着手していき自分にとってもチームにとっても良いものを提供できる確率(ヒット率!)を上げていきたいです。