Shoichi Matsuda's diary

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チームを、メンバーを、信頼する

ここ数年色々なチームに関わってきて、チームの結束にはどんなことが必要かを考える機会も多かったです。
具体的な表現は難しいですが、"信頼"というのが一つのキーワードにはなるだろうなーと思っています。

そこで今回は開発チームあるいはメンバー間における信頼にはどんなことが必要なのかを僕なりにまとめてみました。

頭ごなしに否定をしない

明確な理由なくメンバーの主張を否定してはいけません。
特に感情的な否定は最悪です。

否定する側は嫌われやすくなっていき、否定される側は「どのみち否定される」と思ってしまい意見を言いづらくなってしまいます。

まずは「そういう主張もあるんだなー」と中立的にとらえましょう。
否定する場合はきちんと数字、実績などの根拠を持って話しましょう。

監視をしない

他のメンバーの作業を監視し、「あれが足りない」「ここが良くない」と一方的な指摘をするのはやめましょう。

監視される側は自立できなくなってしまい、監視する側は監視に時間を取られて自分の仕事時間がどんどんなくなってしまいます。

もし目に止まってしまって何か気になることがあっても「あれのこと忘れてない?」「ここをこうするともっと良くなるよ!」と"確認"や"提案"のニュアンスでコミュニケーションするようにしましょう。

誰か一人のせいにしない

「あの問題は⚪︎⚪︎さんが◽︎◽︎した(しなかった)から起きた問題だ」といった問題点の属人化はやめましょう。

たとえそれが間違っていないとしても、言葉にしてしまうとお互いに敵対心が芽生えチームの雰囲気はどんどん悪くなってしまうでしょう。

問題点を個人ではなくチームのものとして言語化し、仕組み化するなどして着実に解消を目指しましょう。

隠さない

例えばチームに関して何か良くないことがあったときにマネージャーにだけ個別で言うのはやめましょう。(どう考えてもそれが適切な場合を除く)

そうしたことを続けているとどうしても「あの人は心に壁がある」「他のメンバーを信頼していない」と思われて、孤立していってしまいます。

基本的にはオープンな態度を取り続けましょう。
チームにあったことはマネージャーにも伝えつつ、チーム内で建設的な話し合いを持ちましょう。

傲慢にならない

「あの人には荷が重いから」「あの人はまだスキル不足だから」「自分がやった方が早いから」といった思考をベースにした行動(難しいタスクは常に自分が取ってしまうなど)は捨てましょう。
暗黙的に「自分はその人に比べて全てが優れている」と思い込んでいませんか?

こうした思考による行動を続けるとメンバーの成長は妨げられ、チームはある一人のための存在になっていってしまいます。

人は成長すること、人それぞれ能力は違うこと、を意識して行動を起こすようにしましょう。

まとめ

ライフハッカーの記事みたいになってしまいましたw

今回まとめてみて「数値化できないような人間の態度や思考が大切なんだろうな」ということを改めて感じました。

是非みなさんの意見も聞かせてください。